東アジアの民族の胃袋に多く感染している細菌(バイキン)です。胃癌、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、MALTリンパ腫、といった胃・十二指腸疾患だけでなく、特発性血小板減少性紫斑病、鉄欠乏性貧血、慢性蕁麻疹などの消化管以外の疾患の原因になることがあります。

診断には、尿素呼気試験、便中ピロリ抗原検査などが推奨されています。健康診断でよく行われる採血でのピロリ抗体検査の結果では治療開始が推奨されていませんので、ご相談ください。

治療は、アモキシシリン(抗菌剤)、クラリスロマイシン(抗菌剤)、タケキャブ(制酸剤)を7日内服することから開始します。