1)大腸カメラ(下部消化管内視鏡)について

検査名称:大腸カメラとは「下部消化管内視鏡検査」のことを指します

検査方法:肛門から内視鏡スコープを挿入します

観察部位:直腸 → S状結腸 → 下行結腸 → 横行結腸 → 上行結腸 → 盲腸(→ 回腸末端)
 検査医はモニター画面を通して内部を観察します

観察目的:大腸内に
 - 腫瘍
 - ポリープ
 - 潰瘍
 - 炎症(潰瘍性大腸炎・クローン病など)
 がないかを確認する

検査時間:おおよそ15〜30分程度
 ※個別の状態によって変動します

検査中の対応:ポリープや腫瘍を疑う所見がある場合は組織生検を実施します

2)当院の大腸カメラの特徴

日本消化器内視鏡学会専門医が検査を行います

苦痛を軽減するために、鎮静剤を使用することが多いです
 鎮静剤使用後は40分ほどベッドで安静にしていただきます

特殊光(BLI)を用いた精密検査を併用します
 微細な病変の発見に有用です

インジゴカルミンを用いた色素内視鏡検査が可能です
 病変の境界や表面構造をより明確に観察できます

生検鉗子や処置具はディスポーザブル(使い捨て)を使用しており、衛生的です

検査はストレッチャーのまま行います
 検査後もそのまま安静にしていただけるため、安全で移動の負担がありません

検査後は日本消化器内視鏡学会専門医が結果をご説明します

3)大腸カメラでわかること

大腸ポリープ、大腸癌、大腸憩室症、潰瘍性大腸炎(生検を併用)、クローン病(生検を併用)、偽膜性腸炎、虚血性腸炎、感染性腸炎(培養検査を併用)、膠原線維性大腸炎(生検を併用)

4)検査の流れ

4)-1 ご予約

予約は電話やwebでは行っておらず、来院が必要です

4)-2 ご来院・診察

問診で手術歴や既往歴を、診察で手術部位の確認、排便習慣の確認、腹部身体診察を行います。個別対応によって腹部レントゲンで安全を確認させていただくことがあります。

診察後、検査日程の調整と検査前の注意事項、検査日の注意事項についてご説明いたします。

4)-3 検査3日前から前日

以下は一般的な流れになりますが、手術歴や排便習慣によって個別に変更いたします。

検査3日前から2日前:1日3回、モサプリド、酸化マグネシウム製剤を内服します(処方します)
検査前日:検査食(エニマクリン食)を3食たべていただきます(他の食事は食べてはいけません)、その他、1日3回、モサプリド、酸化マグネシウムを内服します。就寝前にセンノシドを内服していただきます。

4)-4 検査当日(来院前)

 ○食事:食べてはいけません
 ○水分:水・お茶・ポカリは飲んで大丈夫です


🟥《内服薬》糖尿病薬(内服・注射)は内服不可です。
高血圧、脂質異常症、整形外科などの他科の薬は朝のタイミングで決められた方法で内服

ご自宅で、午前9時30分から2時間かけて腸管洗浄液(ニフレック)を内服していただき、午後2時30分にご来院していただきます。

4)-5検査当日(来院後から検査終了後)

ご来院
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受付
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同意書(サイン済み)のご提出をお願いします
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ロッカーにご案内
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内視鏡室にご案内
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排便状況と内服薬の確認(看護師)
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点滴(鎮静剤使用の場合)
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検査(鎮静剤使用の場合、記憶が無いことがあります)
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検査中に生検を行うことがあります
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検査終了後は40−60分ほどベッドでお休みいただきます
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検査結果の説明
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会計・内服薬があれば処方箋発行
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内服薬があれば薬局へ処方箋をご提出いただきます

4)-6検査翌日以降

 生検をおこなった場合は約14日後に検査結果の説明を行います。電話やオンライン診療での結果説明は行っておりませんが、結果が判明し次の行動を急ぐ場合には当院から連絡をすることがります。

費用

1割負担3割負担
大腸カメラ約2,500円約6,000円

生検や培養検査の有無によりどちらも保険診療に応じて費用は増えます。